襟足の長さが特徴のウルフカットは、襟足のセットやカラーリングなどで個性を出すことができます。襟足のアレンジをちょっと変えたいという方必見、今回はウルフカットの襟足について解説します。
ウルフカットの襟足を切りたい!長めや刈り上げなど切り方も解説
まずはウルフカットの襟足をカットする場合の切り方についてご紹介します。スタンダードな長めの襟足はもちろん、刈り上げにするのもおすすめです。セルフでウルフカットにするときに気をつけたいポイントもみていきましょう。
襟足を長めに残したウルフカットはどうやってオーダーする?
襟足の長いウルフカットにしたいなら、徐々に襟足を伸ばしていくのがおすすめです。最初に全体のシルエットをウルフカットに仕上げてもらい、少し髪の毛が伸びてきたら襟足の長さはそのままで、とオーダーしてください。
最初から髪の毛を伸ばして美容室に行くという方も多いかもしれませんが、襟足だけ髪の毛が伸びることはないのでカットで整えながら伸ばしていくといいでしょう。
襟足が切られすぎてしまうのが不安、という方は最終的な襟足の長さをあらかじめ画像で美容師さんに見せておくのもおすすめです。
襟足を刈り上げたウルフカットは男性人気が高い!
長めの襟足がポイントのウルフカットですが、男性からは襟足を刈り上げたウルフカットも人気となっています。仕事柄あまり髪の毛を伸ばせない方や、第一印象をさわやかに見せたいという方は、襟足を刈り上げたウルフカットに挑戦してみてください。
美容室でオーダーする際には、襟足を刈り上げたいこととウルフカットのシルエットにしてほしいということを伝えてください。マッシュヘアなども、襟足を刈り上げたウルフカットと近いヘアスタイルなので参考にしてみるといいでしょう。ヘアカタログやインスタグラムなどで近い髪型を集めておくと、比較的スムーズにオーダーできますよ。
ウルフカットを自分でカットするときの注意点
では自分でウルフカットにする際は、どのような点に注意するといいのでしょうか?まずは、最初から切りすぎないことが重要です。全体の8割くらいを目安に少しずつカットしていくことで、切りすぎを防ぐことができます。頭を4~8等分してブロッキングしながらカットすると、切りやすくなりますよ。
そして、明るい場所で大きな鏡をつかうことも大切です。できれば鏡は前と後ろの両方に用意するといいでしょう。髪の毛を切る前にはしっかりとシャンプーとブローをして、クセを少なくしておくこともポイントです。
特にウルフカットの特徴でもある襟足は、すきバサミを使うことで簡単にレイヤーを入れることができます。すきバサミを使うときにも、髪の毛に垂直に切らず平行に少しずつカットすることで、切りすぎを防ぐことができます。ぜひ使うハサミにもこだわってみてください。
カラーやパーマ、巻き方やセット方法、エクステも!ウルフカットの襟足のアレンジ方法
ここからは、ウルフカットの襟足をカラーリングやパーマでアレンジしたヘアスタイルをみていきましょう。ウルフカットの襟足にエクステを付けたヘアスタイルや巻き方についてもご紹介します。すでにウルフカットにしていて、ちょっと気分を変えたいという方もぜひ真似してみてください。
注目度抜群!インパクトたっぷりな襟足カラーのウルフカット
こちらは全体をダークトーンにまとめつつ、襟足のみハイトーンのカラーリングを施したウルフカットです。インナーカラーよりも多めにカラーリングしているので、インパクトたっぷりのヘアスタイルに仕上がっています。
襟足をハイトーンにカラーリングすることで、髪の毛の量が多い方や髪の毛が長い方も重たい印象になりすぎず、洋服とのバランスもよくなります。しっかりブリーチをしておくことで、いろんなカラーを楽しむことができますよ。
くるくると巻かれた毛先が可愛いウルフカット
こちらはくるくると無造作に巻かれた毛先がキュートなウルフカットです。毛先の量を少なくすることで、軽やかな印象に仕上がっています。こちらも毛先をハイトーンにしていますが、髪の毛の量が少ないぶんナチュラルな印象ですよね。
ヘアアイロンでこのように巻いてもいいですが、パーマをかけることで毎朝のセットがぐっと楽になります。直毛の方や猫っ毛の方は、毛先のみパーマをかけたウルフカットもおすすめです。
エクステで気分も雰囲気もがらっと変わるウルフカット
こちらはエクステをつけることでロングに仕上げたウルフカットです。エクステも地毛と同じくらいのダークトーンのものだけでなく、ハイトーンのものを混ぜています。顔周りの印象は変えずに、髪の毛の長さを変えることができるエクステは今の髪型に飽きてしまった方にもぴったりです。
もともとショートやボブの方なら、襟足部分にエクステを付けることで簡単にウルフカットのようなヘアスタイルを楽しむことができますよ。ハイトーンやカラフルなインナーカラーをしてみたいけど似合うかわからない、髪の毛が傷んでしまうのが不安、という方はエクステで試してみるのもおすすめです。
外ハネにした襟足はショートからミディアムのウルフカットにぴったり!
ウルフカットの人気のヘアアレンジと言えば、毛先を外側にハネさせた外ハネです。特に、ショートやミディアムなど比較的短めの髪の毛の方から人気があります。ウルフカットにしたら、まずこの外ハネにセットしたいという方も多いのではないでしょうか。
外ハネにするときには後頭部はきれいな丸いラインを作り、首のあたりをきゅっとくびれさせるのがポイントです。顔周りの髪の毛は、フェイスラインに沿うように内巻きにすることで小顔効果も狙うことができますよ。
ミディアムからロングのウルフカットなら内巻きもおすすめ
髪の毛が肩よりも長いミディアムからロングのウルフカットの方は、外ハネだけでなく内巻きにするのもおすすめです。毛先を内巻きにする際には首のあたりで少しくびれるように巻くことで、首を長く見せてくれる効果もありますよ。
外ハネは元気なイメージになりやすいですが、内巻きは女性らしい雰囲気になるのでメイクや洋服に合わせてセット方法を変えるのもおすすめです。
女性のウルフカットは長めの襟足が人気!
普通のロングへアに飽きてしまった女性を中心に、襟足を長めに残したウルフカットにするのが人気のようです。インスタグラムでは、ロングウルフというハッシュタグでたくさん見つけることできました。では、ここでは実際にロングのウルフカットをみていきましょう。
ロング×ブラックのヘアスタイルでも軽やかな襟足のウルフカット
こちらはウルフカットらしい軽やかな襟足がポイントのロングウルフです。ナチュラルな雰囲気ですが、顔周りの髪の毛や全体のシルエットなどしっかりと計算し尽くされています。ダークトーンのロングヘアをなるべく軽やかに仕上げたいという方は、レイヤーをたっぷりと入れたこちらのようなロングウルフがおすすめです。
襟足を結んだり、細かいカールをつけてボリューミーに仕上げたりなどヘアアレンジも幅広く楽しむことができますよ。
インナーカラーでぐっとおしゃれに仕上げたロングウルフ
こちらはさりげないパープルのインナーカラーがおしゃれなウルフカットです。インナーカラーが見えないと落ち着いたウルフカットですが、インナーカラーが見えるとがらっと印象が変わりますよね。レイヤーをしっかり入れることで、毛先は透けるような仕上がりとなっています。髪の毛をよく結ぶという方は、インナーカラーを入れることによってシンプルなひとつ結びもおしゃれに見せることができます。
全体をカラーリングするのは少し勇気がいりますが、インナーカラーなら気軽に取り入れることができそうですよね。ちょっと雰囲気を変えたいという方は、ぜひ挑戦してみてください。
ウルフカットの襟足がはねる、浮くときは隠す?結ぶ?
ウルフカットの襟足について、はねたり浮いたりしてしまうというお悩みも多くみられました。では、そのようなときにはどうすればいいのでしょうか?また、襟足を浮かせずにウルフカットにすることは可能なのでしょうか?
カットで襟足が浮いてしまうのを防ぐことができる
もともと襟足に生えグセがあるという方は、カットする際にウルフカットの襟足が浮いてしまわないようにあらかじめ美容師さんにお願いするのがおすすめです。襟足が浮いてしまう方には、内側と外側の髪の毛の長さを調整してカットすることでおさまりよく仕上げていきます。左右どちらかに襟足が寄ってしまうクセの方も、ぜひカットする際に美容師さんに相談してみてください。
生えグセではなく髪の毛自体のうねりやハネが気になるという方は、軽くストレートパーマなどでまっすぐにしておくとセットが簡単になりますよ。
ウルフカットの襟足がうまくセットできないときは結ぶのが簡単
ウルフカットにしてみて襟足の生えグセに気付いたという方は、次のカットまでアレンジしてカバーするのがおすすめです。襟足の長さがしっかりあるという方は、結んでしまうのがいいでしょう。シンプルにひとつに結んだり、毛先をくるっとまとめておだんごのようにするのもおしゃれです。
少しのハネであれば、テクスチャーの重たいオイルをなじませることでまとまることもあります。ぜひ試してみてくださいね。
ショートやメンズも!襟足なしや長め、短めなど襟足の長さ別にウルフカットをチェック
最後に、メンズを中心に様々な襟足の長さのウルフカットをご紹介します。これからウルフカットにしようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
襟足短めのウルフカットはすっきりとした印象に
こちらは襟足を短めにしたシンプルなウルフカットです。カラーもナチュラルなブラックなので、学生や仕事柄カラーリングできないという方にも人気があります。襟足を短めにすることで、首回りをすっきりと見せることができ横顔のバランスもよくなります。
爽やかな印象のウルフカットにしたいという方にも、襟足短めのウルフカットがおすすめです。自然なブラウンにカラーリングしても、柔らかい雰囲気に仕上がりますよ。
しっかり残した襟足と立体感のあるカラーリングがポイント
こちらはしっかりと襟足を残したウルフカットです。ボリューム感のあるトップから襟足にかけて、ハイトーンのカラーリングを表面に入れています。根元部分は地毛の色を残しているので、立体感のある仕上がりとなっていますよね。モードな雰囲気のウルフカットにしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
直毛ぎみの方は、トップ部分に少しだけパーマをかけるといいでしょう。パーアをかけることでヘアセットもスタイリング剤を両手に伸ばしてもみこむようにつけるだけで完了するので、とっても手軽です。
骨格にあわせた長めの襟足で好バランスなウルフカット
こちらは骨格にあわせて襟足を長めに残したウルフカットです。襟足が長めなので、顔周りを短めに仕上げることでバランスよく仕上げています。長めのヘアスタイルは、ダークトーンのカラーリングにすることで落ち着いた雰囲気をキープすることができますよ。
もともとクセがあるという方は、クセを生かしながらカットすることで自然なニュアンスのあるウルフカットになります。
シンプルなシルエットのジェンダーレスなウルフカットが人気
こちらは、ダークブルーのヘアカラーでジェンダーレスな雰囲気のウルフカットです。ストレート感を生かしたウルフカットは、男女問わず取り入れることができそうですよね。また、襟足はほどよく残しておりウルフカットらしいシルエットとなっています。こちらは前髪が長めになっていますが、短めやシースルーなどアレンジしてもいいでしょう。
自分らしいウルフカットにしたいなら細かいパーマと合わせて
こちらは全体に細かいカールを作り、個性的に仕上げたウルフカットです。前髪や顔周りの髪の毛を中心にグリーンのカラーリングにしているのも、ポイントとなっています。髪の毛が少ない方や、ぺたんとしてしまう方はパーマをかけることでヘアスタイルの幅が広がります。
スタイリングは、ややウェットに仕上げるとおしゃれです。ヘアオイルやヘアバームを使って、全体的に塗れたような質感を作ってみてくださいね。
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