レイヤーをたっぷりと入れたウルフカットは、長めの襟足がポイントのヘアスタイルです。この襟足部分をロングにしておくと、結んだり巻いたり様々なアレンジが楽しめます。今回は、そんなウルフカットの後ろをロングにするときの切り方や、セット方法についてご紹介します。
ウルフカットの後ろ髪の切り方は?
まずはウルフカットの後ろ髪の切り方についてみていきましょう。レイヤーをたっぷり入れてウルフカットらしさを出しつつ、長さを自分好みにするのがおすすめです。
美容室でオーダーするときは長さをしっかりと伝えて
美容室でウルフカットにしてもらうときには、後ろ髪の長さをどれくらいにしたいか美容師さんにしっかりと伝えましょう。ウルフカットは、レイヤーをたっぷり入れるヘアスタイルなので思ったよりも短く感じることもあるかもしれません。このとき、あまりレイヤーを入れてほしくない方はボリュームを残してほしいということも一緒に伝えておくのがおすすめです。
なりたいヘアスタイルの画像やヘアカタログを見せながらオーダーすると、思っていたのと違う、という事態を防ぐことができます。
自分でカットするときは長めに残しておいて最後に調整する
自分でウルフカットにカットするときには、最初からあまり切りすぎないことが大切です。特に、後ろ髪は見えにくいのでカットしすぎてしまう可能性があります。合わせ鏡を使用しながら、後姿を確認しつつカットしていきましょう。想定している長さよりも、少し長めにカットして最後に調整するとうまくカットできますよ。
多め?少なめ?後ろ髪のボリューム感もウルフカットのポイント
後ろ髪のボリューム感は、ウルフカットのポイントといえます。レイヤーをしっかりと入れた軽やかな後ろ髪は、ロングでも重たい印象になりすぎないので人気があります。もともと髪の毛の量が多い方はしっかりとレイヤーを入れると、がらっと雰囲気を変えることができますよ。
レイヤーをあまり入れない場合は、後ろで結ぶなどのヘアアレンジがしやすくなります。骨格のバランスからも似合う量や長さが変わってくるので、気になる方は担当の美容師さんに相談してみてくださいね。
ロングの方におすすめ!後ろ長めのウルフカットは後ろ結びが可愛い
ここからは、ロングのウルフカットの方におすすめな後ろ結びについてご紹介します。ウルフカットの襟足を伸ばしかけの方は、ぜひ参考にしてみてください。ヘアアクセサリーを使うと、また違った雰囲気に仕上がりますよ。
シンプルなひとつ結びもバランスよくおしゃれに
こちらはトップ部分にふんわりとボリューム感を出しつつ、襟足をきゅっと結んだヘアアレンジです。ウルフカットのレイヤーをうまく使っていますよね。トップ部分と結んだ髪の毛とのバランスが絶妙です。
ふんわり感を出すために、トップ部分はヘアアイロンで巻いておくといいでしょう。巻きが取れやすいという方は、エアリーな質感を残せるスタイリング剤をもみこんでくださいね。
おだんごがふたつのキュートなヘアアレンジ
こちらは後ろに並んだふたつのおだんごが可愛らしいヘアアレンジです。ウルフカットでは、トップ部分と襟足が段になるようにカットしている方も多いはず。そのカットを生かして上下に髪の毛を分けて結ぶことで、このようなキュートなアレンジも可能になります。
おだんごはあまりきっちりと作り込まず、あえてラフな雰囲気に仕上げるのがポイントです。ぜひ手ぐしでざっくりと結んでみてください。Tシャツなどカジュアルなコーディネートとも相性抜群ですよ。
ヘアピンやバレッタを上手に使ってモードなアレンジも
こちらはヘアピンやバレッタなどを上手に取り入れたヘアアレンジです。きっちりとまとめたヘアスタイルは、どこかモードな雰囲気も漂います。ヘアアレンジが苦手な方も、ヘアアクセサリーを使えばおしゃれに仕上げることができますよ。結ぶだけの簡単なヘアアレンジなので、すぐにでも真似できそうです。
また、雨の日に髪の毛がうねるなどクセが出やすいという方は、こちらのようなタイトなヘアアレンジが便利です。ホールド力の強いスタイリング剤を使えば、風が強い日でもヘアスタイルが崩れる心配がありませんよ。
編み込みも太くなりすぎないからヘアアレンジしやすい!
こちらは長めの後ろ髪をひとつに結び、編み込みしたヘアアレンジです。ハイトーンのピンクカラーも個性的で、パッと目を引きます。ウルフカットのように、レイヤーをたっぷりと入れたヘアスタイルは髪の毛の量が多い方でも襟足部分が軽やかに仕上がるのが魅力です。こちらのように編み込みをしたときにも結んだ髪の毛が太くなりすぎず、おしゃれに仕上がりますよ。
このままでももちろん、バレッタやカチューシャなどのヘアアクセサリーを合わせてもいいでしょう。オイルなどを使って、ウェットな質感に仕上げるのも素敵です。
こなれ感の出る編みおろしをウルフカットで
こちらはヘアアレンジ上級者におすすめな編みおろしのヘアアレンジです。普段のヘアアレンジとしてはもちろん、結婚式に出席するときなどにもぴったりですよね。慣れるまでは後ろを確認しながら編んでいくと簡単です。
直毛の方は、軽く全体を巻いておくとおくれ毛がふんわりとなります。スタイリング剤を全体につけて、編み込みやすくしておくのもポイントです。こちらもあまりきっちりと作らずに、ざっくりとセットしていくとおしゃれに仕上がるでしょう。
後ろ姿もチェック!メンズ、レディースのウルフカットのセット方法を解説
自分ではあまり見ることはありませんが、人からよく見られているのが後ろ姿です。最後に、ウルフカットのセット方法についてメンズとレディースのそれぞれをみていきましょう。レディースについては、髪の毛が短めの方と長めの方で分けてご紹介します。
メンズのウルフカットはしっかりとボリュームを出すのがポイント
メンズのウルフカットをセットするときには、ボリュームをしっかりと出すとおしゃれに仕上がります。例えばトップ部分は、ウルフカットらしい立体感を出すことでぐっとこなれた雰囲気になりますよ。前からみたシルエットだけでなく、後頭部にもしっかりとボリューム感を出すことで、どこから見てもバランスのいいウルフカットに仕上がります。
もともと髪の毛が細い方やボリュームがない方は、ブローをする際に根元から立ち上げるように乾かしたり、キープ力の高いスタイリング剤を使うのもおすすめです。それでもあまりボリュームが出ないときには、パーマをかけるといいでしょう。気になる部分だけでもパーマをかけることで、スタイリングがぐっと楽になりますよ。
レディースのウルフカットは長さ別にコツがある
レディースのウルフカットは、髪の毛の長さによってポイントが異なります。短めと長めに分けてそれぞれみていきましょう。
ショートやミディアムのウルフカットの方はシルエットを重視してセット
ショートやミディアムのウルフカットの方は、後ろから見たときのシルエットを重視してヘアセットするのがポイントです。特に寝癖のつきやすい後頭部は、ブローを入念にしたりストレートアイロンを使ったりして、きれいに整えておきましょう。後頭部に丸みのあるシルエットを作ると、後ろだけでなく横から見たときにもバランスよく仕上がります。
毛先は外ハネにするのが人気です。首のあたりできゅっとくびれをつくると、よりおしゃれなヘアスタイルになりますよ。カール用のヘアアイロンではもちろん、ストレートアイロンでもセットすることができるので試してみてください。
ロングのウルフカットの方は毛先のニュアンスにこだわって
ロングのウルフカットの方は、毛先の巻き方にこだわるのがポイントです。後ろの髪の毛が長いぶん、よく目につくのが毛先です。ヘアケアをしっかり行い、パサつきや枝毛などがないようにしておきましょう。
ヘアアイロンで巻くときにも、後ろの髪の毛を巻き忘れないことが大切です。髪の毛をブロッキングして巻いていくことで、巻き忘れを防ぐことができますよ。ヘアセットが完了したら、髪の毛を背中側に流して後ろからチェックするのもいいでしょう。
ヘアセットの方法は美容師さんに聞くのもおすすめ
美容室帰りのヘアセットを再現したいけど、なかなかうまくできないという方も多いはずです。また、美容師さんにヘアセットの方法を聞いていいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
ずばりヘアセットのコツや、使っているスタイリング剤などを聞くのは大歓迎です。一人ひとりのクセなどもふまえて、ヘアセットの方法を教えてもらえるでしょう。ぜひ、気になる方は、担当の美容師さんに聞いてみてくださいね。
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