顔の輪郭は人によって違うこともあり、それに合わせて悩みも変わってきますよね。
面長さんの場合は顔が長く見えることがコンプレックスな人が多いですが、ヘアアレンジで輪郭が目立たないようにもできます。
ヘアアレンジはベースになる髪型をもとに、髪型全体のシルエットを変化させられるのが特徴です。
では、面長解消を目指せるヘアアレンジとは、どんなスタイルなのでしょうか。
面長さんにおすすめのヘアアレンジを、具体的に髪の長さに合わせて知りたいですよね。
また、面長さんがヘアアレンジするときのコツや注意点も気になるのではないでしょうか。
ほかにも、特別なイベントに合わせた面長さん向けのヘアアレンジやヘアアクセサリーの選び方なども知っておくと便利です。
そこで今回は、面長解消におすすめなヘアアレンジやアレンジのコツ、注意点などをあわせて徹底解説します。
顔の輪郭のコンプレックス解消!面長にはどんなヘアアレンジが似合う?
面長にはどんなヘアアレンジが似合うのか、くわしく説明します。
そもそも面長ってどんな特徴がある?顔の輪郭ごとに似合うヘアアレンジが違う?
顔の輪郭は人によって違いますが、面長は顔の縦幅が長い輪郭になります。
同じ面長でも、長い部分はおでこや目と口の間、口から顎先と人によって違ってきます。
基本的には顔全体が長めで、縦幅に比べて横幅がせまく感じる人が多いのが特徴です。
そのため、ヘアアレンジや髪型によっては余計に縦長な印象の顔に見えることがあります。
縦長な顔は上手くヘアアレンジできれば、大人っぽい印象の顔に見せられます。
大人っぽくて落ち着いた印象の顔にしたい場合は、あえて面長な印象のヘアアレンジをする人も多いです。
もともと面長で顔の長さが気になる人の場合は、上の髪型のように少し横幅を出してあげるとバランスを取りやすくなります。
顔の輪郭のバランスを整えることで、髪型をより魅力的に見せられるのがメリットです。
カットで顔の輪郭を整えるのもおすすめですが、髪質や髪の長さによっては難しいこともあります。
面長が気になる人は、ヘアアレンジを利用して顔のバランスを整えてみてください。
ヘアアレンジで面長な輪郭を目立たせないようにするには?
面長な輪郭を目立たせないようにするためのポイントは、次の通りです。
- トップにボリュームを持ってこない
- サイドにボリュームを出す
- 前髪をおろす
- サイドの髪のシルエット
縦長な印象の顔に見せないためには、縦のライン上にボリュームを出さないのが大切です。
トップ部分にボリュームを持ってくると、余計に縦長な印象の顔に見えやすいため、注意しましょう。
縦のラインにボリュームを持ってこない代わりに、面長な人の場合はサイドにボリュームを持ってきたヘアアレンジがおすすめです。
耳を出して顔幅を出したり、サイドの髪を巻いて全体的にひし形のシルエットになるようにヘアアレンジしてみてください。
髪をまとめるときも、上の髪型のようにサイドがペタッとならないようにふんわり髪をまとめたり、後れ毛を巻いてシルエットを整えるのが大切です。
次にポイントになるのが、前髪です。
全体的に顔の輪郭は、肌が見えている部分で決まってくるため、おでこを出すよりも髪をおろして隠した方が顔を短く見せられます。
ただし、中顔面が長い人の場合は前髪が厚すぎると余計に目立つこともあるため、おろし方には注意しましょう。
最後のポイントが、サイドの髪が輪郭を拾わないようにしないことです。
ワンレンのようにサイドの髪のシルエットが直線的だと、面長な輪郭を拾いすぎて余計に面長に見えることがあります。
サイドの髪が輪郭を拾わないように、顔に沿って直線的に髪をおろさないようにするのがおすすめです。
髪を巻いたり、耳にかけたり、サイドの髪のシルエットにこだわりましょう。
面長に似合うカットにヘアアレンジをプラスしてより目立たせなくすることも!
顔の輪郭を左右するのが、髪型のシルエットです。
ベースになる髪型によっては面長に見えやすくなるため、カットの時点で面長解消を目指すのが大切になります。
ただし、髪質によってはボリュームを出しづらかったり、逆にボリュームが出すぎて髪の長さによっては面長にどうしても見えてしまうことがあります。
その場合には、上の髪型のようにサイドの髪を巻いてボリュームを出すなど、ヘアアレンジで面長解消を目指すのもおすすめです。
大まかに髪型で面長に見えづらくして置いて、ヘアアレンジをすることでしっかり面長解消を目指してみてください。
とくに前髪はヘアセットをしないと、きちんと整えるのが難しい部分です。
ヘアセットありきでカットすることも多いので、面長解消を目指したいならヘアアレンジにこだわりましょう。
【ショート・ボブ・セミロング・ロング】面長さんにおすすめのヘアアレンジを長さ別に解説
面長さんにおすすめのヘアアレンジを長さ別に、くわしく説明します。
ショートやボブなど短めの髪型の面長さんにはどんなヘアアレンジがおすすめ?
ミディアムヘアよりも短い髪型の場合、髪を結んでヘアアレンジするよりも、こちらのようにコテやアイロンを利用して髪型のシルエットを整える方が多いのではないでしょうか。
顔周りの髪や毛先を巻いたり、全体のシルエットを整えるヘアアレンジにする人が多いですよね。
その場合、トップにボリュームを出さずに、サイドにボリュームを持ってくるように髪を巻くのがおすすめです。
サイドの髪をS字に巻いたり、全体的に強めにくるくるとカールさせたり、サイドから毛先にかけてふんわりしたシルエットを目指しましょう。
また、前髪は軽めに下したり、あまりおでこを出さないようなセンター分けにするのがおすすめです。
斜めに分けると縦のラインが出やすいため、前髪の分け方には注意が必要です。
ボブやミディアムヘアだとハーフアップにする人も多いのですが、サイドのボリュームがなくなりすぎないように注意しましょう。
両サイドをどうしてもハーフアップにしたいときには、ボリュームがなくなりすぎないようにねじったり、三つ編みなどにしてシルエットを調節するのがおすすめです。
ロングのように長めの髪型の面長さんに似合うヘアアレンジとは
髪が長めのロングヘアの場合、ボリュームを逆に出しづらいのがデメリットです。
とくにサイドがペタッとしやすいため、こちらのように全体的に髪を巻いたり、耳に髪をかけたアップスタイルにするのがおすすめです。
また、顔のラインを拾わないように、おろし髪にするときには髪を左右どちらかに寄せておろしてみてください。
左右どちらにも長い髪をおろしていると、顔の輪郭を拾いやすくなります。
髪を巻くときには、Mix巻きやS字に巻くなど、よりボリューム感のある方法がおすすめです。
前髪は下ろした方がいいのですが、大人っぽくしたいなら、トップにボリュームが出すぎないようにふんわりセンター分けにしたり、シースルーバングにしてみてください。
面長解消のヘアアレンジはコテやアイロンを使った方がいい?
顔の輪郭を縦長に見せないためには、サイドにボリュームを持ってくるか、前髪をおろして縦幅を縮める必要があります。
どちらの場合も、コテやアイロンがあった方がシルエットの調節をしやすいです。
サイドにボリュームを出すために髪を巻くだけではなく、前髪をおろすときにも量の調節や微妙なシルエットの調整にコテやアイロンは便利です。
カーラーでもできますが、失敗せずにきれいに調節しやすいのはコテやアイロンになります。
また、サイドから全体的に髪を巻くことで、短い髪から長い髪まで全体手のボリューム感を調節できます。
髪を結んだり編んだりすることでも髪型のシルエットは調節できますが、より細かくシルエットを調整したいときにはコテやアイロンを使ってみてください。
コテやアイロンは太さや幅によってカールの大きさが違ってくるので、髪の長さに合わせて購入するのがおすすめです。
事前にどんなヘアアレンジをしたいのか、使いやすさなどとあわせて選んでみてください。
【アップスタイル・ハーフアップ】面長が目立たないヘアアレンジのポイントとは
面長が目立たないヘアアレンジのポイントについて、くわしく説明します。
ヘアアレンジで面長が目立たないようにするためのポイントを解説
面長が目立たないようにするポイントは、すでに説明した通りトップにボリュームを持ってこないことです。
ヘアアレンジはコテやアイロンを使うほかにも、髪をまとめるアレンジもあります。
顔を正面から見たときにトップにボリュームが出るような、高めのお団子ヘアやポニーテールなどはあまりおすすめできません。
また、トップにボリュームが出るようにコテやアイロンで巻くと、縦長な印象になりすぎることがあります。
トップがぺたんこすぎると老けて見えることもあるので、前髪やサイドなどのシルエットも考えながら、ボリューム感を調節しましょう。
面長が目立たないようにヘアアレンジするときの注意ポイントは?
ヘアアレンジで注意したいのが、髪の長さや髪質に合わない方法を無理にしようとすることです。
人によって髪の長さや髪質が違ってくるため、やりたいヘアアレンジによっては、うまくできないことがあります。
コテやアイロンを使用したアレンジはおすすめですが、髪がまっすぐすぎると髪を巻いてもすぐにストレートヘアに戻ることが多いです。
その場合には、髪を巻いたアレンジよりも、髪を縛ったり編んだり、別の方法でアレンジするのがおすすめです。
耳を出して顔の横幅を強調したり、おでこを隠して縦幅を短く見せたり、少しの工夫で顔の輪郭の見え方を変えられます。
面長にあわせたヘアアレンジをするときには前髪が大切な理由を解説
ヘアアレンジを面長に合わせてするときには前髪が大切な理由について、くわしく説明します。
前髪は面長解消のヘアアレンジの大切なポイント!その理由とは
面長を解消したい場合、とくに大切になるのが前髪のアレンジです。
前髪は顔の正面にあることから、顔の印象に大きくかかわってきます。
基本的には髪をアップにするよりも、こちらのようにおろしておでこを隠した方が面長な印象を軽減できます。
ただし、前髪に厚みがありすぎたりぱっつんヘアにしてしまうと、逆に目から下のパーツに視線が集中して面長な印象になるため注意しましょう。
前髪をおろす際には、重くしすぎないようにしたり、シースルーバングにするのもおすすめです。
また、前髪を分けたいときには左右どちらかに偏った分け方をするよりも、センター分けで少しだけおでこを出すように分けると、面長に見えにくくできます。
面長に似合う前髪ってどんなの?ヘアアレンジのポイントを解説
前髪を面長に合わせる場合、すでに説明したようにこちらのような軽めにおろしたスタイルや、シースルーバングなどおでこを少し隠したスタイルがおすすめです。
ただし、顔の印象によっては、おでこを少し見せた方が全体的に垢抜けた印象になることもあります。
その場合には、おでこをがっつり出すのではなく、サイドにもボリュームを持ってきつつ、ふんわりおでこを全開にしないように分けるのが大切です。
とくにおでこがせまい人や顔の彫りが深い人は、大人っぽいセンター分けが似合うので、試してみてください。
おでこを出してセットするときでも、サイドとトップのシルエットに注意するのが大切です。
ヘアアレンジで面長解消の前髪を作るにはカットが大切!
面長解消のためには、ヘアアレンジだけでなくベースになる髪型もポイントになります。
前髪をおろすなら、そもそも髪が長すぎるときれいにセットできません。
おろした前髪にするなら、目にかからない程度の長さにカットしてもらうのが大切です。
また、センター分けにするときでも、長くしすぎるとセットが難しくなったり、ふんわりしたシルエットを作れなくなることが多いので、注意しましょう。
事前に前髪のセットまで決めて、ヘアアレンジしたときのイメージも美容師さんにきちんと伝えておくのが大切です。
パーティーや結婚式など特別なイベントにおすすめな面長向けヘアアレンジとは
結婚式などの特別なイベントにおすすめな面長向けヘアアレンジについて、くわしく説明します。
面長さんに似合う特別なイベントにおすすめなヘアアレンジを解説
結婚式やパーティーなど、特別なイベントでは衣装に合わせて髪型も特別に華やかな印象にしないとバランスが悪いですよね。
面長さんの場合、特別なイベントに合わせてヘアアレンジするときには、きちんと感を出しつつ普段と同じようにトップにボリュームを持ってこないようにするのが大切です。
また、サイドの髪を巻いたり、こちらのように正面から見たときに横のラインにアクセントを持ってくると、面長な印象を軽減できます。
前髪は下ろしつつ、子供っぽい印象にならないように少し巻いたり、ふんわりしたシルエットのセンター分けにするのがおすすめです。
前髪をおろすときには、シースルーバングにして幼い雰囲気を出しすぎないようにするのが大切です。
特別なイベントでは髪のまとめ方とヘアアクセサリーが大切!
面長さんが大切なイベントに合わせてヘアアレンジする場合、ヘアアクセサリーもポイントになります。
華やかなヘアアレンジには、同じように華やかな雰囲気のアクセサリーを使うことが多いのですが、こちらのように顔を正面から見ても見えないものや、サイドから見えるものを選ぶのが大切です。
ヘアアクセサリーはサイドから見えるものならいいのですが、トップにボリュームが出ないような付け方をしましょう。
とくにカチューシャのようなトップに付けるヘアアクセサリーは、注意して使わなければいけません。
あまりボリュームのないカチューシャを使ったり、前髪をおろして装着するのがおすすめです。
面長解消したいときには髪型とヘアアレンジ、メイクに注意しよう
ヘアアレンジで面長解消することもできますが、より効果を発揮するためには、ベースになる髪型とメイクにもこだわりましょう。
髪型はカットやパーマでシルエットを変えるもののため、ヘアアレンジのベースになります。
面長に見えにくいシルエットをカットで補えない部分を、ヘアアレンジで補うのが大切です。
また、ヘアアレンジの仕方によって髪型全体のイメージも変わってきます。
目指すイメージの補助として、ヘアアレンジを変化させるのも大切なポイントになります。
このとき、面長な印象にならないように注意しつつ、輪郭だけでなく目指すイメージにも合わせて変化をつけましょう。
可愛い雰囲気や大人っぽい雰囲気など、ヘアアレンジと顔の統一感を出すためには、メイクにもこだわりましょう。
面長に見えにくいメイクにしつつ、目指すイメージに合わせて化粧品の色を変えたり、色やラインの入れ方に変化をつけてみてください。
簡単でおしゃれ!面長向けのヘアアレンジにおすすめのヘアアクセサリーを紹介
面長向けのヘアアレンジにおすすめのヘアアクセサリーについて、くわしく説明します。
ヘアアレンジはヘアアクセサリーで雰囲気が変わる!面長に似合うのはどれ?
ヘアアクセサリーはヘアアレンジの印象を変える大切なポイントですが、面長さんの場合は、こちらのようなふんわり髪をまとめられるアクセサリーがおすすめです。
大きめのバンスクリップやバレッタ、シュシュなどで髪をラフにまとめた方が、面長さんの場合は似合うシルエットを作りやすいです。
また、カチューシャやヘアバンドなどのトップ部分にかぶさるヘアアクセサリーを利用する場合には、注意が必要です。
トップにボリュームが出ないように注意しつつ、使用しましょう。
面長にあわせたヘアアクセサリーは付け方が大切!
ヘアアクセサリーの種類よりも、面長さんの場合は付け方がとても大切になります。
頭のてっぺんから見えるようにヘアアクセサリーをつけたり、トップ部分にボリュームが出るような付け方は面長な印象が目立ちやすくなるため避けましょう。
なるべくサイドから見えるように付けるか、正面からだとヘアアクセサリーが見えないように付けるのがおすすめです。
ただし、ヘアアクセサリーをあえてトップに持ってくることで、視線を顔から外すことができます。
顔の下側がコンプレックスな人の場合だと、トップに視線を持ってきてコンプレックス部分を気に鳴らなくする方法もあります。
顔のバランスを見つつ、ヘアアクセサリーの付け方にもこだわってみてください。
【浴衣・キャップ】衣装や小物に合わせた面長に似合うヘアアレンジのポイントとは
衣装や小物に合わせた面長に似合うヘアアレンジのポイントについて、くわしく説明します。
面長さんが衣装や小物に合わせてヘアアレンジするポイントを解説
衣装や小物に合わせて面長さんがヘアアレンジする場合、目指すイメージをまずは決めるのが大切です。
イメージに合わせて取り入れたい衣装や小物に合わせて、ヘアアレンジを考えていきましょう。
上のような帽子はそもそも、被ると自然とおでこが隠れるため、面長さんにはおすすめのアイテムです。
耳に髪をかけてさらに顔の横幅を出したり、首回りをすっきりさせるために髪をアップにしたスタイルが、面長さんには似合います。
使用するアイテムの特徴を考えつつ、目指すイメージに合わせてヘアアレンジしていきましょう。
衣装や小物によって髪型の雰囲気が変わる!ヘアアレンジも変えていこう
ヘアアレンジ自体が顔の印象を変えてくれるメリットがありますが、衣装やこちらのような帽子も同じような特徴があります。
そのため、衣装や小物との統一感を出すために、ヘアアレンジも変えるのが大切です。
衣装や小物の印象を崩さないようにしつつ、面長な印象になるシルエットを避けながらヘアアレンジをしていきましょう。
大人っぽいアレンジにしたいときにはセンター分けやシースルーバングにしたり、大人っぽく落ち着いたまとめ髪にするのがおすすめです。
可愛い雰囲気なら軽めに前髪をおろしつつ、ふんわりサイドにボリュームを出したヘアアレンジが似合います。
ヘアアレンジごとに印象が違ってくるので、面長な印象になるアレンジを避けながら、目指すイメージに近づけるのが大切です。
使用したい衣装や小物が決まっているなら、それに合わせてヘアアレンジを決めると、バランスが良くなります。
ヘアアレンジは面長などの輪郭のコンプレックス解消におすすめ!
面長などの顔の輪郭のコンプレックスは、髪型によっては悪目立ちしてしまいます。
カットで多少はごまかせますが、より目立たせたくないときにはヘアアレンジにこだわってみましょう。
面長さんの場合は顔が縦長に見えやすいため、トップにボリュームを持ってきたり、輪郭を拾うような前髪にしないのが大切です。
同じ髪型でもヘアアレンジによって全く違った雰囲気になるので、面長を目立たせたくないときには参考にしてみてください。
また、衣装に合わせてヘアアレンジをするときにも、顔の輪郭を意識してみましょう。
衣装のイメージやメイク、髪型など全体のバランスを整えることで、面長が目立たないだけではなく、統一感のあるおしゃれなスタイルにできます。
髪の長さや使いたい小物、衣装などのバランスを考えながら、ヘアアレンジを決めるのが大切です。
今回解説したことを参考に、面長が目立たないヘアアレンジを目指してみてください。
コメント