ショートヘアをアレンジしたいと思った時、コテを使う人は多いです。
コテ(カールアイロン)は髪をカールさせるときに使われますが、髪の短いショートヘアに使用するには少しコツがいります。
また、コテ自体にもいろいろな種類があるためどれを購入したらいいのか迷う人も多いです。
間違ったコテを購入すると、やりたいアレンジができないこともあります。
ショートヘアのアレンジの仕方によって、コテは使い分けたほうが良いのでしょうか。
そこで今回は、ショートヘアに使用するおすすめのコテや使い方などをまとめて解説します。
【何ミリ?太さは?】ショートヘアのコテってどんなものがおすすめなの?
ショートヘアにおすすめのコテについてくわしく説明します。
ショートヘアのスタイリングに使うアイテムでおすすめなのは?
ショートヘアのスタイリングに使用する主なおすすめアイテムは次の通りです。
- コテ(カールアイロン)
- ストレートアイロン
- ロールブラシ
- ヘアカーラー
- スタイリング剤
コテからカーラーまではヘアスタイルの形づくりに、スタイリング剤はヘアスタイルを整えるのに使用します。
一番上のコテ(カールアイロン)は熱を利用して髪を巻くヘアアレンジに向いています。
ロール状の部分に髪を巻いてカールさせるのですが、太さによってカールの大きさが変わるので使用する際は注意が必要です。
ストレートアイロンはコテとは違い、髪をはさむ部分がロール状ではなく平らになっているのが特徴です。
髪を軽く通すとストレートになるのですが、角度をつけて髪を通せばカールも作れます。
ロールブラシはコテのようなロール状のヘアブラシのことです。
ドライヤーを当てながらロールブラシを使用すれば、ふんわりとボリューム感のあるショートヘアにすることもできます。
また、ロールブラシにはアイロン型のものあります。
ヘアカーラーは手巻きで髪を巻いて固定することで、自然なカールが作れるアイテムです。
ヘアカーラーの種類は様々で、スポンジタイプのものからプラスチックタイプのもの、クリップ式やマジックテープ式のものなどがあります。
コテと同じように太さも様々で、やりたいアレンジに合わせて選ぶのが基本です。
カーラーは熱を利用しないためセット力は落ちますが、髪を痛めにくいメリットがあります。
最後のスタイリング剤はコテやストレートアイロンを使用した後、髪型を整えたり束感を作るために使用します。
最終的な質感によってスタイリング剤は使い分けましょう。
コテ(カールアイロン)はどんな時におすすめなアイテム?
スタイリングに使用するアイテムの中でも、コテは髪をしっかりカールさせたいときにおすすめです。
ヘアアイロンでもカールは作れますが、しっかりとくるくるした巻き髪を作りたいならコテのほうが良いでしょう。
しっかりカールさせられるので、ヘアアイロンだとうまくカールできない髪質やくるくるした外国人風のスタイルにセルフでしたい人におすすめです。
ただし、コテにはいろいろなサイズがあるためやりたい髪型によって大きさを選ばなければいけません。
ショートヘアと言ってもトップやサイド、襟足の髪の長さが違うのでヘアスタイルとやりたいアレンジに合わせてコテを使用しましょう。
ショートヘアのアレンジもコテって使える?選ぶ時のポイントを解説
ショートヘアのように短い髪にもコテは使えます。
ただし、選ぶ時には次のようなポイントが大切です。
- サイズ
- 持ちやすさ
- 温度
- プラスアルファの性能
まず、コテを選ぶ時に大切になるのがサイズです。
太めのサイズはロングヘアやミディアムヘアならいいのですが、ショートヘアだと巻きにくいのであまりおすすめできません。
ショートヘアからミディアムショートの場合、細めがおすすめなのですがクセのつきやすい髪だときつめのカールになりやすいので注意しましょう。
また、長めの前髪を巻きたいときには細めだと巻きにくいことがあるので中間あたりのコテのほうが使いやすいこともあります。
次のポイントは持ちやすさです。
熱を持つ部分ではなく持ち手部分が太すぎたりすべりやすいと、スタイリングがしにくいこともあります。
コテの持ちやすさもスタイリングに影響するので、選ぶ時には持ち手部分にも注目してみてください。
次にコテは温度も大切なポイントになります。
ワンカールなら140℃くらい、通常のカールなら160℃前後くらいが適温です。
カールのさせ方によって適温が違ってくるため、温度調節がきちんとできるコテがおすすめです。
最後に、プレートの素材や髪の傷みにくさ、スチーム機能などプラスアルファの性能もチェックしてコテを選ぶようにしましょう。
【19mm・26mm・32mm】コテのサイズによってアレンジのやり方は変わる?
コテのサイズとアレンジ方法についてくわしく説明します。
コテのサイズにはどんなものがある?
コテのサイズには19㎜、26㎜、32㎜、38㎜のものがあります。
基本的には上記の4種類になり、ショートヘアの場合は19㎜や26㎜の細めのものがおすすめです。
全体的に短めのショートヘアは19㎜、ミディアムショートやトップ・前髪などが長めなショートヘアの場合は26㎜のコテが使いやすいです。
カールの直径によって巻き髪の仕上がりが違ってくるため、きちんとサイズを確かめて購入しましょう。
コテはサイズごとにアレンジのやり方が変わる?
コテはサイズごとに仕上がりが変わってきます。
サイズが小さいコテは細かいカール、大きいサイズのコテは大きなカールを作るのが得意です。
細かい変化を作りたい場合は19㎜でもいいのですが、ショートヘアでふんわりとしたゆるいカールのアレンジをしたい場合は26㎜のほうが使いやすいです。
ただし、ベリーショートや全体的に短めのショートヘアの場合は26㎜だと細かくアレンジできなくて使いにくいかもしれません。
コテを選ぶ際にはアレンジでの仕上がりだけでなく、髪の長さも考慮しましょう。
ショートヘアのアレンジもサイズごとにコテを使い分けるべき?
ショートヘアのヘアアレンジでコテを使う場合、やりたいスタイリングによってコテを使い分けるのもおすすめです。
細かいカールをランダムに作るくるくるとした外国人風の髪型なら19㎜、毛先をくるん一回巻くだけだったり写真のように内巻きと外巻きを組み合わせるときには26㎜など使い分けると綺麗に仕上げやすくなります。
19㎜のコテは何度も細かくカールさせるアレンジが得意ですが、髪質によってはカールがきつくなりすぎたりふわっとした仕上がりにしにくいこともあるので注意しましょう。
【巻き髪・パーマ風】ショートヘアをアレンジするときのコテの使い方は?
ショートヘアをアレンジするときのくわしいコテの使い方について説明します。
ショートヘアをアレンジするときの基本的なコテの使い方は?
ショートヘアをアレンジするときの基本的なコテの使い方は次の通りです。
- 毛束をとる
- 巻きたい方向にカールさせる
基本的にはこの繰り返しなのですが、ランダム巻きの時は次のようになります。
- 毛束の上部を内巻きにする
- 内巻きにした下の部分を外巻にする
このほかにも、トップ部分を内巻き、顔周りを外巻きにする巻き方や外巻きと内巻きを交互に繰り返すパーマ風の巻き方などがあります。
巻き方によってヘアスタイルのニュアンスが変わるので、ショートヘアのイメチェンにもコテでのヘアセットはおすすめです。
ショートヘアにコテを使うときの注意ポイントはある?
ショートヘアにコテを使うときの注意ポイントは次の通りです。
- 温度
- 火傷
- カールの強さ
まず、ショートヘアにコテを使うときに気を付けたいのが温度です。
コテの温度が高すぎると髪が傷みやすいので注意しましょう。
次に気を付けたいのがコテの使用中での火傷です。
ショートヘアは髪が短いので顔周りや襟足付近の髪をカールさせるときは注意しましょう。
最後がカールの強さです。
直径の小さい19㎜だとくるくるとした外国人風のくせ毛っぽいニュアンスの髪型ならいいのですが、カールがきつすぎることもあります。
ランダム巻きやゆるくてふわっとしたカールの場合は26㎜のほうが使いやすいです。
【コテなし・カール】ショートヘアのアレンジはコテなしでもできる?
ショートヘアのアレンジはコテなしでもできるのかくわしく解説します。
ショートヘアのアレンジはコテなしでもできる?
ショートヘアのアレンジはコテなしでもできます。
コテの代わりにストレートアイロンでカールを作れるだけでなく、前髪だけならヘアカーラー、ボリュームを出したいならロールブラシなどがおすすめです。
ただし、くるくるとしたしっかりしたカールを作りたいならコテを使用するのがおすすめです。
コテを持っていないけどショートヘアをアレンジしたかったり、ストレートヘアの髪型も楽しみたい時にはストレートアイロンを使用するのも良いでしょう。
いっそのことショートヘアはパーマでカールを作るのもおすすめ!
いろいろな髪型を楽しむのではなく、いつもカールした髪型にしたいならいっそのことパーマをかけるのもおすすめです。
とくに髪質的にカールが作りにくかったり、カールが緩みやすい場合にパーマはおすすめです。
ただし、パーマは髪に負担がかかる施術のためダメージを考慮してかけるかどうか決めましょう。
最近のパーマはダメージが少なくなってきているので、ショートヘアの場合はパーマスタイルも検討してみてください。
ショートヘアのアレンジに使用するコテは使いやすいものを選ぼう!
ショートヘアのアレンジにコテを使う場合、髪の長さややりたいアレンジによって選ぶのが大切です。
コテは同じように見えてそれぞれ太さが変わってくるため、場合によってはうまく負けないことがあります。
ショートヘアのトップやサイド、襟足部分の長さが足りない場合はできないアレンジも出てくるので注意しましょう。
また、髪質によってはコテを使用しても時間とともに髪型が崩れやすいこともあります。
アレンジ方法が毎回同じなら、いっそのことパーマをかけてしまうのもおすすめです。
パーマをかければヘアアセットの時間も短くできるので、朝の忙しい時間でも安心です。
今回解説したことを参考に、ショートヘアのコテでのアレンジについて考えてみてください。
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