ショートヘアは髪が短いこともあって、三つ編みやポニーテール、盛り髪などのヘアアレンジをするのが難しいです。
髪型の中でもヘアアレンジの幅が狭いショートヘアですが、コテを使えばグッとアレンジの幅が広がります。
コテは熱を利用して髪をカールさせることができますが、使い方を知らないとうまく使えません。
また、適切な温度で適切なサイズのコテを使用しないと綺麗なヘアアレンジにするのが難しいです。
そこで今回は、ショートヘアのアレンジにおすすめなコテの使い方や選び方をまとめて解説します。
【ウェーブ・前髪】ショートヘアのアレンジにはコテがおすすめ?
ショートヘアのアレンジにはコテがおすすめな理由をくわしく説明します。
ショートヘアのアレンジにはコテがおすすめ?その理由とは
ショートヘアのアレンジにはコテがおすすめです。
ベリーショートからミディアムショートまで、ショートヘアと言っても長さには差がありますが長くても肩のあたりまでがショートになります。
長さがないとポニーテールやお団子、編み込みなどを華やかにするのは難しいです。
そんなとき、コテは結んだり編んだりねじったりしなくてもヘアアレンジができるので便利です。
コテには大きなものから小さなものまで幅広い大きさがあるので、ショートヘアの長さに合わせて購入しましょう。
とくに短めの髪だと大きなコテは使いにくいので購入する際には注意が必要です。
コテを使ったショートヘアのアレンジにはどんなものがある?
コテは熱を利用して髪をカールさせる道具です。
ストレートアイロンでもカールは作れるのですが、形状がまっすぐではなく筒状なのでコテの方がしっかりしたカールを作れます。
ショートヘアの場合も、基本的にはカールを作るために使用します。
全体をカールさせてウェーブヘアにするだけでなく、毛先や顔周り、前髪など髪の一部をカールさせて髪型に変化を付けるヘアアレンジもおすすめです。
最近は上の髪型のように毛先や顔周りなど、一部の髪をカールさせることであか抜けた印象にするヘアアレンジが流行っているのでチャレンジしてみてください。
とくに顔周りの髪が長かったり、ある程度襟足に長さのあるショートヘアはコテでアレンジしてあげるとさらにおしゃれを楽しめます。
コテでショートヘアのアレンジをする時のポイントは?
コテでショートヘアのアレンジをする時、まずポイントになるのがどんなアレンジができるのか考えることです。
ショートヘアと言っても髪の部分ごとに長さが違うので、できるヘアアレンジが変わってきます。
顔周りや前髪、襟足、トップなど、髪の部分ごとの長さを考えてできるヘアアレンジを考えましょう。
また、ヘアアレンジをする目的を考えるのも大切です。
顔周りをカールさせる場合、上の髪型のように顔にかかる髪の量を調節したり、髪型のシルエットを変化させることができます。
前髪をカールさせるときも同じで、シルエットに動きを付けることで全体的な髪型や顔の印象が変わってきます。
そのため、まずはどんな雰囲気の髪型にしたいのかをヘアアレンジの前に考えるのが大切です。
【サイズ・スペック】ショートヘアにおすすめなコテの選び方は?
ショートヘアにおすすめなコテの選び方をくわしく説明します。
ショートヘアにおすすめのコテの選び方は?ポイントを解説
ショートヘアにおすすめのコテを選ぶ時、まず確かめたいのがサイズです。
コテには大きいサイズから小さいサイズがあるのですが、ショートヘアの場合は比較的小さめのサイズの方が使いやすいです。
ただし、ショートヘアの中でも長めのミディアムショートや前下がりのボブの場合は中間あたりのコテの方が使いやすいこともあります。
具体的には19㎜から26㎜くらいのサイズのものがおすすめです。
次にポイントになるのが、コテの持ちやすさです。
コテは基本的にはコードレスではないので、コードにつながったまま手首を返しやすいものを選びましょう。
持ち手にはグリップがついていて滑りにくいものがおすすめです。
ショートヘアの髪の長さによってコテを使い分けよう
ショートヘアに使用するコテは髪の長さや、やりたいヘアアレンジによって使い分けるようにしましょう。
細いコテを使用すれば細かいカール、太いコテを使用すれば大きめのカールなど大きさによってできるカールが変わってきます。
そのため、作りたいカールによってコテのサイズを変える必要があります。
カールの大きさによって見た目や仕上がりが変わってくるため、事前にヘアアレンジの仕上がりも考えてコテを選ぶようにしましょう。
あか抜けヘアにしたい!ショートヘアのアレンジでのコテの使い方は?
あか抜けたショートヘアにするためのコテの使い方をくわしく説明します。
ショートヘアのコテでのアレンジってどうするの?やり方を解説
ショートヘアのアレンジでコテを使うときの基本的な手順は次の通りです。
- カールする場所の毛束をとる
- コテで毛束を挟んで何度か通す
- 毛束に熱を蓄えたらカールさせたい方向に巻く
- コテを放したらカールした部分を指でつまんで冷ます
基本的にはこの手順になります。
内巻きの時はカールを内側に、外巻きの時はカールを外側になるようにコテを動かしましょう。
また、MIX巻きにしたいときには毛先を巻いた後にすぐ上の部分を反対側に巻いていきます。
そのほかにも、前髪や顔周りを巻くときには基本をおさえながらイメージする髪型に近づくように巻いていきましょう。
あか抜けたショートヘアにしたいならシルエットが大切!
ショートヘアをコテで巻くとき、あか抜けた印象にするためにはシルエットを考えることが大切です。
たとえば、すでに紹介した基本的な巻き方を踏まえてこの髪型のような無造作なウェーブヘアにするときにも全体のバランスを考えて巻く必要があります。
髪型はバランスを整えるイメージで作るのが大切で、全体的に卵型に近づけていくとあか抜けた印象にしやすいです。
また、顔周りを巻くときにも輪郭を意識しながら横幅や縦幅のバランスを見て巻いていきましょう。
コテを使用したヘアアレンジは、ヘアカットでは出せないシルエットにできるのがメリットです。
同じショートボブでも、毛先部分を少し巻いたアレンジと全体をランダムに巻いたアレンジでは印象が変わってきます。
イメージや全体のバランスを考えながら、コテでショートヘアのシルエットを整えていきましょう。
ヘアアレンジをした後には、目指す質感に合わせて選んだスタイリング剤で髪型をキープするのも大切です。
ワックスやヘアオイルなど、髪質や髪型を考えながらコテだけでなくスタイリング剤も選びましょう。
コテでショートヘアをアレンジするには練習が大切!
コテでショートヘアをアレンジするとあか抜けたスタイルにできるのですが、そのためには何度も練習するのが大切です。
どのくらいの角度でカールさせるとうまくできるのか、どうやったら綺麗にカールできるのかは人によって髪質が違うので感覚で覚えなければいけません。
髪質によってはすぐにカールがへたってくることもあるので、自分の髪質に合わせたスタイリング剤で髪型をキープするのも大切です。
また、もしどうしてもすぐにカールが取れてしまうような直毛の場合はゆるくパーマをかけておくとスタイリングが楽になります。
今回解説したことを参考に、コテを使用してショートヘアをおしゃれにアレンジしてみてください。
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