あごのラインでカットしたショートボブは、毛先がはねやすいと感じている方も多いのではないでしょうか。今回は、ショートボブの毛先がはねる原因や直し方についてご紹介します。
ショートボブは後ろ髪や襟足の毛先が特にはねる
そもそもショートボブは生えグセや毛流れに影響されやすいヘアスタイルです。髪の毛の長さがやや短めなので、ロングと比較して髪の毛そのものの重さでまっすぐになりにくいことが原因です。
また、ショートボブの毛先で特にはねやすいのが、後ろ髪や襟足と言われています。ショートボブの襟足はトップ部分と比べても短いため、よりクセが出やすくなってしまうからです。自分では気がつきにくい生えグセが襟足にある場合も。
首や肩に髪の毛がつく場合はそれが原因ではねることもあります。特に首は汗をかきやすいので、汗によって髪の毛がはねているということも考えられます。
はねるショートボブはドライヤーでの乾かし方がポイント
では、ショートボブの毛先をなるべくはねさせないようにするにはどのようにしたらいいのでしょうか。
一番大切なのは、髪の毛の乾かし方です。いつも同じ方向からドライヤーを当てて乾かしていませんか？様々な方向からドライヤーを当てて乾かすことで、クセがつきづらくなりおさまりのいいヘアスタイルとなります。
また、完全に乾かすことも重要なポイントです。ドライヤーの熱風を当て続けるのが髪の毛に良くないと思って、だいたい乾いたらあとは自然乾燥させるという方法はクセが出やすくなってしまいます。髪の毛を乾かすときは、美容室でやってもらうように完全に乾かすことが大切です。
伸びかけのショートボブや右側の髪の毛がはねる
ショートからショートボブへ髪の毛を伸ばしている途中にはねるのが気になってしまうという方もいるのではないでしょうか。また、右側だけ髪の毛がはねてしまうのが悩みという方も多いはずです。
髪の毛の片方だけがはねてしまう場合、つむじの毛流れが主な原因です。日本人の半分以上はつむじが時計回りと言われており、そのつむじの方向により右側がはねやすくなっています。
左側だけがはねてしまうという方も、つむじの毛流れが反対周りであれば同じ理由で髪の毛がはねています。美容師さんに相談してみると、毛流れを生かしたヘアスタイルを提案してくれますよ。
はねるショートボブ、直し方はある？
では、はねてしまったショートボブを直す方法はあるのでしょうか。
簡単なのは、コテやストレートアイロンを使ってクセそのものを熱で伸ばしてしまう方法です。ヘアセットしても湿気などですぐにはねてしまうという方はパーマをかけるのもいいでしょう。髪の毛を伸ばしている途中ではねるのが気になった場合は、髪の毛が伸びることで髪の毛そのものが重くなり、はねにくくなることもあります。
また、はねた毛先を直すときに水をつけて直す方もいますが、髪の毛を濡らすなら毛先だけでなく根元から濡らすのがおすすめです。はねてしまった髪の毛の根元から濡らし、ドライヤーで乾かすことで、少しはねている程度であれば直すことができます。
パーマや帽子などのアレンジではねるショートボブをおしゃれに
どうしてもはねてしまうショートボブは、ヘアアレンジでカモフラージュするのもおすすめです。ここでは、パーマや帽子などを使ったショートボブのヘアアレンジをご紹介します。ヘアセットしたのに出先ではねているのが気になったときにも、ぜひ参考にしてみてください。
細かいパーマでぺたんこ髪もボリューム感たっぷりに
こちらは全体に細かくパーマをかけたショートボブです。パーマをかけることで髪の毛にボリュームを出すことができるので、髪の毛が少ない方や細い方、湿気で髪の毛がぺたんとしやすい方にもおすすめです。
はねやすい毛先も細かいパーマをかけることで気にならなくなるので、クセが強い方はぜひ参考にしてみてくださいね。
人気の外ハネもパーマで作ればヘアセットが簡単
ショートボブのヘアアレンジとして人気の外ハネも、毎日スタイリングするのは少し大変ですよね。それなら外ハネのパーマをかけてしまうのはいかがでしょうか。
こちらのように毛先だけパーマをかけることで、外ハネアレンジが簡単にできますよ。毛先のみパーマをかけるので、飽きたときには毛先だけをカットすることも可能です。パーマによる髪の毛のダメージをなるべく少なくしたいという方から人気があります。
ゆるっと大きめのパーマでニュアンスへアに
こちらのような大きめカールのニュアンスパーマは、ロングだけでなくショートボブにもおすすめです。硬い髪の毛を柔らかく見せたいという方から人気のあるパーマです。ヘアカラーも透けるようなカラーにすることで、より美しい髪の毛に見えますよ。
こなれ感のあるヘアスタイルにしたいという方は、ぜひ真似してみてください。
キャップがあればはねた毛先も可愛く見える
せっかくヘアセットしたのに毛先がはねてしまったときは、帽子などでカモフラージュするのもおすすめです。かぶるだけで崩れてしまったヘアスタイルを隠しながら、ファッションのアクセントになってくれます。
カジュアルなファッションと相性抜群なキャップなら、日常使いしやすいのも嬉しいポイントです。日焼け予防にもなるので、ひとつ持っておくといいでしょう。
大きめのバケットハットではねる襟足を抑えながらおしゃれに
トレンド感のあるバケットハットも、ショートボブの毛先がはねてしまったときに活躍します。つばが大きめのバケットハットは、かぶるだけで髪の毛を抑えてくれるのではねている襟足も気にならなくなります。
また大きめのバケットハットは小顔効果を狙うこともでき、いつものファッションもぐっとおしゃれに仕上がります。
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