美容室に行けないときなど、自分で髪の毛をカットするという方も多いのではないでしょうか。
今回は、ショートボブの切り方について徹底的に解説します。
襟足や前髪など、パーツごとにご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
セルフでも簡単!ショートボブの切り方を解説
まずは、基本のショートボブの切り方についてご紹介します。
そもそもショートボブは、あごから肩につかないくらいの髪の長さで、ボブヘアのような丸みのあるシルエットが特徴です。
ロングからショートボブにカットする場合、まずは髪の毛全体を短くしてから、シルエットを調整します。
髪の毛の長さを大きく変えるときは、完成の長さよりも5センチくらい長さを残してカットしましょう。
短くしてしまうと取り返しがつきませんが、切り終わってやっぱり長いと感じたときには、その時点で短くすれば大丈夫です。
こちらのような、モードな雰囲気がおしゃれな切りっぱなしのショートボブも、最初は完成形よりも少し長めに髪の毛をカットしましょう。
全体のバランスを見ながら、最後に髪の毛の長さを調整することで、きれいな切りっぱなしショートボブになりますよ。
ショートボブの襟足や後ろはどうする?丸みを出したりレイヤーを入れる切り方もご紹介
ここからは、ショートボブのカットで最も重要な襟足や後ろのカットについて解説します。
見えにくい部分なので、慣れるまで自分でカットするのは大変ですが、しっかりと準備すればそれほど難しくはありません。
また、丸みを出したり、レイヤーを入れたいという方もぜひこちらをチェックしてみてください。
ブロッキングをしっかりして!襟足は少し持ち上げてカットすると自然な襟足に
襟足は、セルフカットをするときに見えづらい部分なので、合わせ鏡を使うのがおすすめです。
なるべく大きめの鏡で、襟足部分が見やすいようにしておきましょう。
まずは、耳より下の髪の毛だけカットできるように、ブロッキングしてからカットします。
指で襟足を上下から挟むように持って、少しずつカットしていきましょう。
一度ですべての髪の毛をカットするのではなく、下の方から何段かにわけてカットしていきます。
首から少し上あたりにある襟足は持ちあげながらカットすることで、自然に仕上がりますよ。
自然なカットに仕上げるコツ!レイヤーを入れるときはハサミを縦にもってカット
襟足をカットし終えたら、ブロッキングしておいた髪の毛を下して全体の長さを調整します。
大体の長さを揃えたら、こちらの動画のようにハサミを縦に持ってカットしていきましょう。
ここではあまり根元からカットせず、毛先の量を調整する程度にしておきます。
全体の量を減らしたり、レイヤーを入れたい方は、すきバサミを使ってカットしてください。
すきバサミを使うときも、一度でザクっと切らずに少しずつカットするのがポイントです。
小刻みにハサミを動かして、細かくカットしてくださいね。
丸みを出したいときには内側の髪の毛をカットする
ボブらしい丸みのあるシルエットに仕上げるときには、内側の髪の毛をカットすることでシルエットを調整します。
頭の上の方の髪の毛をブロッキングして、隠れている部分の髪の毛を、すきバサミでカットします。
あまり切りすぎると、毛先の髪の毛が少なくなってしまうので気をつけてくださいね。
短めのショートボブの場合は、表面の髪の毛も少しすきバサミでカットすることで、丸みのあるシルエットに仕上がりますよ。
大胆にレイヤーを入れたウルフ風のショートボブもおすすめ
セルフカットに慣れてきたら、たっぷりとレイヤーを入れたウルフカットのようなショートボブにするのもおすすめです。
耳より上と下に分けて髪の毛をブロッキングし、上の髪の毛を襟足よりも3~5センチくらい短くなるようカットします。
このとき、すきバサミでレイヤーを入れながら短くすることで、ウルフらしいシルエットになりますよ。
だいたい全てのカットが終わったら、ブロッキングを外して全体のシルエットを整えて完成です。
動画で解説!ショートボブの前髪の切り方もチェック!
ここでは、動画で前髪の切り方についてみていきましょう。
ぱっつん前髪の方の動画なので、シースルー前髪やワンカールの前髪の方は、カットの工程を参考にしてみてください。
まずは、全体の長さを決めるために目と目のあいだの部分だけ真っ直ぐにカットします。
このときに、くしで何度もとかしながらカットするのがポイントです。
次に、端の髪の毛と斜めにつながるように、目の上あたりの髪の毛をカットしていきます。
その後、前髪を縦にとって顔から離すように持ち、角をカットします。
こうすることで、前髪の表面だけ少し短くなり、きれいなぱっつん前髪に仕上げることができますよ。
最後に、すきバサミの先を使って量を調整します。
細かく何度もカットして、自然に量を減らすのがコツです。
ぜひ前髪をセルフでカットするときは、真似してみてくださいね。
前髪なしならすきバサミだけのカットでOK!
前髪なしのショートボブの場合、長さはそのままにしてすきバサミだけのカットで整えていきましょう。
まずは、前髪とサイドの髪の毛をわけてブロッキングします。
ワンレンのように、前髪とサイドが同じ長さの方はまとめてカットしてくださいね。
その後、髪の毛中央から毛先にかけて、すきバサミで細かくカットして量を調整します。
ワンレンのショートボブでない場合、顔周りに少しレイヤーを入れておくと、かきあげたときや巻いたときに髪の毛に動きが出せますよ。
スタイリングしたときに差がつくポイントなので、ぜひ取り入れてみてください。
前髪あり、前髪なしも!ショートボブとのバランスが大切な耳周りの切り方は?
先ほどの動画でも耳周りのカットが紹介されていましたが、ここでは前髪から後ろの髪につながる、サイドの髪の毛をカットする方法についてご紹介します。
動画の方はロングへアですが、結べるショートボブの方はこちらのおくれ毛のカットの方法を、参考にしてみてください。
まずは、髪の毛をひとつ結びにしておくれ毛を出します。
髪の毛が短くて結べない、という方はブロッキングして髪の毛が前にこないようにしておきましょう。
目安として、こめかみからもみあげにかけて3センチくらい引き出します。
次に、出したおくれ毛を顔の前でひとつにまとめます。
このときに、鼻の3センチ先くらいの距離でカットすると、ちょうどあごくらいの長さのおくれ毛ができますよ。
ショートボブの方は、後ろの髪の毛とのバランスを見ながら、おくれ毛の長さを調整してみてくださいね。
おくれ毛の量を少し調整したいときには、ここですきバサミを使って量を減らします。
最後にヘアアイロンでおくれ毛を巻いて、スタイリング剤をつけたら完成です。
横から見たときのラインも注意!前髪と後ろの髪の毛のつながりをチェック
耳周りの髪の毛をカットした後は、前からだけでなく横からもチェックするのが大切です。
サイドの髪の毛は前髪と後ろの髪の毛をつなぐ役割もあるので、横から見て自然かどうかをチェックしましょう。
また、左右で長さや量は均等かをしっかりと確認することで、セルフカットのクオリティを高めることができますよ。
幼児や子供のショートボブの切り方をご紹介
子供の髪の毛も、ほどよい長さのショートボブが人気です。
あまり毛量がない幼児は、親がカットしている場合も多いのではないでしょうか。
ここでは、親が簡単にカットできる方法についてご紹介します。
幼児のショートボブはまっすぐ切りとすきバサミで手早くカット!
じっとしていられない幼児のヘアカットは、なるべく短時間で済ませるのがコツです。
特に、顔に髪の毛がかかるのを嫌がることが多いので、前髪は最後にカットします。
まずは髪の毛の長さを決めて、毛先をまっすぐにカットします。
男の子なら、耳周りの髪の毛も、ここで長さを決めてカットしてください。
ある程度の長さが決まったら、すきバサミを使って量を調整します。
最後に、前髪は真ん中あたりの髪の毛だけ真っ直ぐにカットし、左右をつなげるように整えます。
より手早くカットしたいときには、前髪を全て中央にまとめて持ち、ハサミを縦に入れてカットしてください。
こうすることで、サイドは少し長めのラウンドした前髪になりますよ。
顔周りと後ろのカットを工夫するだけでシルエットがきれいに!
シンプルなショートボブも、2つのポイントを抑えるだけでシルエットがきれいになりますよ。
ヘアカット中にじっとしていられるようになったら、より可愛らしいショートボブになるようカットしてみてください。
まずは、顔周りの髪の毛を斜め前に引き出してカットします。
こうすることで、顔周りの髪の毛がやや短くなり、顔周りがすっきりと仕上がります。
次に後ろの髪の毛は、背骨延長である中心に向けて、斜めに引き出してカットします。
ポイントは、襟足を残しておくこと。
毛先を全て斜めにカットしてしまうのではなく、おさまりがよくなるよう髪の毛表面だけをカットしましょう。
子供のショートボブがどうしてもおかっぱみたいになってしまう、という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
男性のショートボブのカットも!外ハネ、前下がりなどの切り方をチェック
最後に、外ハネや前下がりのショートボブにカットする方法をご紹介します。
また、男性のショートボブのカット方法についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
前下がりのショートボブは横からのラインをチェック!
前下がりのショートボブは、横からのラインがポイントです。
まずは、顔周りの長さと襟足の長さを決めたら、その2点をつなげるようにカットしてください。
顔の角度が変わってしまうと仕上がりに影響するので、カットするときは、うつむきがちにならないよう注意してくださいね。
前下がりのショートボブは、毛先のまっすぐなラインが重要です。
少しずつ、全体のバランスを見ながらカットしてきましょう。
外ハネにしたい毛先は軽めに仕上げるのがコツ
ショートボブのヘアアレンジの中でも、人気が高いのが外ハネヘアです。
セルフでショートボブにするなら、外ハネにしやすいようカットするのもおすすめですよ。
毛量が多い方は特に、毛先はレイヤーをしっかりと入れて、軽めにしておくのがポイント。
襟足の長さを残しつつ、髪の毛表面をすきバサミでカットし、量を調整します。
実際に、外ハネのスタイリングをしながら長さや量を微調整して、仕上げてくださいね。
男性のショートボブは刈り上げを組み合わせるのもおすすめ
男性のショートボブも、女性のショートボブとほぼ同じようにカットしますが、襟足や耳周りなどは刈り上げを組み合わせるのもおすすめです。
トップ部分の髪が長くても、刈り上げていることで、すっきりと清潔感のある印象に仕上がりますよ。
刈り上げはブロッキングしておけばセルフでも簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
コメント
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